私は子供の頃から太っていることは自覚しつつ、女子にしては背が高かったので、体格が良いだけだと自分をごまかし続けてきました。
母と妹は痩せ型で、私は顔も体型も父親似。その父からは「20歳になれば自然と痩せる」と言われ、家族や親戚からも体型のことは何も触れられず体重は増え続け、
高校2年生でピークの85kgに。それでもダイエットには至らず、「自然と痩せる」はずの20歳を通過しても83kg前後をさまよいます。
その体重のまま大学卒業後仕事を始めたのですが、先輩や上司から「〇〇さんは新人とは思えない貫禄がある」と頻繁に言われるようになります。
私にとってその言葉は褒め言葉ではなく、どうしても大きい体型を指摘されているように聞こえたのです。これは何か始めなければとついに決意しました。
入社3年目を迎え26歳になった頃、スポーツジムに入会しヨガとエアロビクスを始めました。
ハードな運動ではないものの、それくらいの運動が自分に合っていたのと、素敵なインストラクターさんに出会えたこともありすっかりダイエットのスイッチが入り、
週2回のジム通いに加えて、自分でエアロビクスの動画を見つけては家でも運動するようになりました。
食事制限は過度なものはNGとわかっていたので、夕食時の白ごはんは抜くということだけ徹底しました。
すると会社でも「最近痩せた?」と気づかれるようになり、その調子で1年間続けて体重を7kg落とすことができました。
「貫禄がある」という言葉は私にとって全くうれしくない表現だったのですが、それも含めて体型維持には他者から客観的に見られることが大事なのだと実感しました。
その後、家で運動する習慣がつきスポーツジムは退会しましたが、今もなお平均をはるかに超えている体型をどうにかすべく、自分に合ったダイエットを続けています。